


速報 |教育新聞 教育新聞から教育ニュースをお届けします。文部科学省、中教審、教育委員会、小学校・中学校・高校・特別支援学校など、最新動向を速報します。
- 24年の児童虐待の摘発数、過去最多 「身体的虐待」が8割by kyobun.co.jp on 2025年2月9日 at 8:24 AM
2024年の1年間に、警察が児童虐待で親などを摘発した件数は2649件(暫定値)に上り、過去最多となったことが2月6日、警察庁の発表で明らかになった。虐待の内訳は「身体的虐待」が2136件で全体の約8割。また子どもを取り巻く犯罪では、SNSを通じた被害が1488人と高い水準にあるほか、児童ポルノなどインターネット上の「違法情報」も増えた。一方、子どもが加害者になる犯罪も増加傾向にあり、少年犯罪の検挙数は2万1762人に上り、全ての罪種で前年を上回った。
- DXで負担軽減 教員が活用できる「LINEスクール」開始by kyobun.co.jp on 2025年2月8日 at 7:00 AM
インターネット企業大手・LINEヤフーはこのほど、学校向けソリューション「LINEスクール」の開始を発表した。その第1弾として、学校と保護者との間で「LINE公式アカウント」を通じて連絡できる「LINEスクール 連絡帳」の提供をスタート。2026年3月末まではトライアル期間として、ベーシックプランの全機能を無償で提供する。教員の長時間労働が社会問題になる中、同社は「デジタルの力を活用した業務効率化の推進は急務」と強調、「教育現場に寄り添った形でサービスの開発・提供に取り組む」としている。
- 3割近い公立小中校で教員不足の可能性 教頭会調査で指摘by kyobun.co.jp on 2025年2月8日 at 7:00 AM
全国公立学校教頭会がこのほど公表した、2024年度の教育現場に関する調査結果で、23年度中に全国の公立小中学校の約2割で、配置されるべき教員が欠員となる教員不足が生じていたことが分かった。さらに24年度は当初時点で約2割の学校で教員不足が生じており、調査結果を考察した大学教授は「年度内に欠員が生じる学校が3割近くまで増える可能性がある」と指摘。副校長・教頭への負担が膨張しており、社会全体で学校や教職員を支える仕組み作りが必要だと強調している。